3歳児はどんな制作をしているのでしょう?


アトリエでは、絵を描いたり工作をしたり、いろいろな制作をしています。 こんな声をかけています。
 アドバイス@  「思い出して描いてね!」 これは記憶を良くするための第1歩です。
 アドバイスA  「見た物をそのまま描いてみて!つくってみて!」 これが素直に覚える習慣になります。
 アドバイスB  「ひらめき」で描いていたら、それを見逃さずに褒めています。それが豊かな発想力になります。
 アドバイスC  「楽しく!」です。やる気になって集中力がつきます。

 3歳児との制作中のやりとりをビデオを撮って記録しています。ご覧くださいね。

 
アドバイス@ 「思い出して描いてね!」 これは記憶を良くするための第1歩です。   
  描き始めの最初はこんな感じです。
描き方を覚えるように同じ事を繰り返えします。
    思い出して塗ることを繰り返す。
これが記憶を良くするための第1歩です。
   描き方は、1回目は先生と、2回目は自分で、描き方を思い出しながら描いていきます。

3歳女子 「鳥の体の横ってどうやって描くの?」

先生 「さっきの描き方と同じだよ。頭、体。の順ね」

  「長靴をクレヨンで塗る色は、自分の長靴を思い出してね。」と、伝えると、茶色に塗ることができています。

次の作業も思い出して進めます。

先生 「手袋を思い出して塗ってね。何色?」

3歳男子 「ブルーだよ」
 
思い出して形が描けるようになる3歳が絵を描き始める時期です。
           
    絵を習い始め3ヶ月くらいで、描き方を覚えてきます。 

色を塗る場所の輪郭で囲んで、その中を塗ることを覚えてくれまた。
    顔を思い浮かべて描くことで記憶力が良くなります。
特に目の形や鼻の穴はマンガ化しない事が重要です。 

お父さんの顔を思い出して描いています。

 先生「耳を描いてみよう!」

 
  自分の持ちものを思い出して同じ色で塗ることで、思い出す習慣をつけて記憶を良くしていきます。      
           
  これから手袋の色を塗るところです。

先生「手袋は何色を持っているの?」
2歳女子「白の手袋。」

     

 
アドバイスA  「見た物をそのまま描いてみて!つくってみて!」 これが素直に覚える習慣になります。
  自分の履いてきた靴を見ないで記憶から描きます。
これが1番右脳の記憶を鍛えます。
   同じ形を粘土で作ることは、見た物を素直に表現することにつながります。
     先生「靴を描いてって話したら、どこに置いてある靴が浮かんだ?」
3歳女子「石の上に置いてある靴」

頭の中の記憶を話してくれます。

 
     図形と同じ形を粘土で作っています。

3歳女子「丸を作っているの。」
先生「どの丸?この絵と同じ大きさかなぁ〜」

 
  形の中を指示された色で塗ることで、
素直に学習できる訓練になります。 
   図形と同じ形を粘土で作ることは、
素直に表現することにつながります。
     先生 「丸い形の中にみかん色が塗れるかなぁ〜」

指示と同じ色で塗ることが出来ます。
    図形を粘土で形を作ります。

先生「ちょっと粘土の量が多いかなぁ〜?」
粘土をちぎりながら、図形と同じ形を作ります。

 
   完成させたい!という思いが、夢中になって取り組むきっかけとなり、集中力アップにもつながります。    見る力を持ちはじめ、単純な形が描け、色が塗れるようになれる3歳が絵を描き始めるのに適しています。
      軽量粘土で平らな丸い形を作っています。

先生 「大きさ比べをしてごらん。」

90分集中して制作が出来ます。

     先生 「キリンの模様の四角を描くのが上手だね。
線の中を塗ってみよう!
次に斜めの形も描こうね。」


アドバイスB 「ひらめき」で描いていたら、それを見逃さずに褒めています。
それが豊かな発想力になります。     
  「想像力」が付き、自ら考え答えを導き出す能力が付きます。
情緒豊かになり、新しい発想やアイデを生み出せる可能性につながります。
   未来を想像して絵を描くことも出来ます。
 先生 「物語を考えながら絵を描くのはいいことだね。
鉄棒で何をしているの?」

3歳女子 「ダンスをしているの。
お父さんにめがねを持って行くの。」

    先生 「丸を描いているの?
穴が空いている靴を未来に履くの?」

想像したことを話してくれます。


アドバイスC 「楽しく!」 やる気になって集中力がつきます。   
  指導のポイントは楽しくです! 
気持ちが上がるようにアドバイスをします。
  描き方で、 「クルクルと言うと出来るよ!」と、リズムのように楽しく出来るようにします。
  先生「今何を描いているの?」

3歳女子 「子どもを描いているの」

先生「子どもに囲まれていて楽しそうだね。」と気持ちが上がるようにアドバイスをします。

     色を順番に使って丸い形を塗り分けて行きます。

 
見る力を持ちはじめ、単純な形が描け、色が塗れるようになれる3歳が、絵を描き始めるのに適しています。   
  帽子を塗っている子にアドバイスをします。

先生「帽子が黄色だったら、形の中を全部塗ろうよ」

    丸いロボットを描いています。

3歳女子「はさみで掃除をしてくれるの」と、説明が出来ます。


完成を想像して立体的に組み立てていくことで、空間の把握脳力が身につきます。   見たことのない造形物が作れます。
不思議な制作の経験が、更に想像力を鍛えます。
  軽量粘土で雪だるまを作っています。
手を付ける方法を聞きながら制作をします。

先生「粘土に穴を開けて手を指すんだよ。」

 
    逆さ万華鏡を制作しています。

先生「何が見える?」

3歳女子「 どんどん花の絵が変わるよ〜。今はピンク色の桜が見える!すごい!」


そのほか、アトリエでは楽しい工作がいっぱいあります。「作ってみたい!」と、制作意欲をそそっています。   
  魅力的な制作物を用意して、完成させて持ち帰るんだ!っと、やる気を持たせます。    数を切り分けることが出来るようになります。
完成させたい!という思いから集中力がつきます。
    指示された形の中にボンドを付けて押さえる事が出来ます。

    先生「咲いているみたいだね。
よく色々覚えたね。
形を整えたり素晴らしい!」


  紙を切り折りして立体工作をすることは、右脳の働きである「考える力」が育ちます。    数の単位や長さを覚えて描くことができるようになります。
    難しい仕掛け工作にもチャレンジして、自分で仕組みを考えます。

先生「仕掛けは動いた?」

3歳女子 「ん〜ん。難しい」

 
   
説明を聞きながらイカの足を増やすことができます。

イカの足を長く描くことができます。

  普段は描かないようなものを教わることが出来ます。
たとえば水のような形のはっきりしないもの。
     
    水を描くことはあまりないと思いますが、「水を飲んだ事あるよね〜。」と、確認して描いていきます。

     

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